2013年10月17日木曜日

カメラ用三脚

メーカーとしては日本のスリック(Slik、ケンコー・トキナー )、ベルボン(Velbon )、フランスのジッツォ(Gitzo )、イタリアのマンフロット(Manfrotto)、アメリカ合衆国のクイックセット(Quick-Set )、ドイツのリンホフ(Linhof)、イギリスのベンボー(Benbo )等が知られている。 スチルカメラ用の一般的な三脚は、脚が丸型もしくは角型のパイプで作られ、二段から五段に延長できる。カメラの高さを調整するたびに脚を延長するのでは面倒であり、また、微調整もできないことから、クランクで操作できるエレベーター機構を持つものが多い。また、用途や好みに合わせて雲台(ヘッド)を交換できるようになっている。
大型のカメラや望遠レンズを使うための比較的に頑丈で大きなものと、旅行時にセルフタイマーで記念撮影などを行うための小型のものに二分できる。後者は小型化するためにエレベータもなく、雲台も固着していることが多い。大きさからいって地面や床に直接に設置するというより、机のような何か別のものに乗せて使い、カメラを自由な向きに向けて固定するといった使い方となる。素材はプラスチックやアルミニウム合金が用いられるが、大型のものになると軽量にするため炭素繊維強化プラスチック、マグネシウム合金も用いられる。
意図的にシャッター速度を遅くし、通常手持ちでは不可能な効果を狙った撮影も三脚の安定性を用いて可能になる。また、長時間露出の必要な暗い場所での撮影(夜景、天体写真)にも不可欠である。
脚を広げて設置した場合、その場を撮影者が占有してしまう等の理由で人の集まる場所では三脚の使用が禁止されるケースも少なくない。この場合、代わりに一脚を使用する等、撮影者はマナーを考えた行動が必要である。
カメラ用三脚の取付けねじの規格では、ISO 1222 及び JIS B7103 によってオスネジを1/4-20UNCまたは 3/8-16UNC、長さ4.5mmと定めている。メスネジの寸法は互換性を考慮して許容差を大きくしている。日本では1/4-20UNCが一般的であり、これを「小ネジ」と称することがある。ドイツでは3/8-16UNCが一般的であり、これを「大ネジ」と称することがあるが、ドイツでも小ネジが一般的になりつつある。ただし非常に重い超望遠レンズ等では両方備えているものがある。

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